【ここがポイント】 三条 鉈鍛冶職人 『 味方屋作 』 伝統手法による 『鋼付け』 (はがねつけ) 『鋼付け』・・・包丁のもとになる地金と鋼を、一本の棒から叩いて組み合わせる手法です。
新潟県三条市は昔から鍛冶の町で有名です。
昔は刃物作りに欠かせなかった手法 『鋼付け』 ですが、 近年の大量生産ではあらかじめ、 プレスで鋼を鉄に組み合わせた材料 『複合材』 が主流となっております。
この 『鋼付け』 にこだわった手法で刃物を作っておられる鍛冶職人は、 三条でも片手の指で数えられるくらいになってしまいました。
一本一本丁寧に叩き上げた刃物ですので、まったく異なり、 切れ味がまったく違います! 鋼を叩くことによって、強さが出て粘りが増し、 『複合材』では出来ない鉈が完成します。
総火造りですので、一本ずつ重さや形が微妙に違いますが、 手作り刃物の良さが際立ってます。
平を黒色の酸化皮膜で覆うことで、錆びにくく、 また気品ある仕上がりになっています。
木柄は使い手の安全と使いやすさを考慮し、 緩やかな曲線状にデザインされています。
手入れが良いと一生使える鉈です。
【製品詳細】 刃渡り : 165mm 鞘付 生産地 :新潟県三条市日野浦 司 1956年 新潟県三条市生まれ 三条鍛冶集団所属 鍛冶歴25年 高校卒業後、商社に4年勤務。
22歳の時、家業である鉈鍛冶を継ぐ三代目。
先代から継承されている鉈 『味方屋作』 だけに納まらなく、新たな分野の和式ナイフ『司作』 に日々努力している。
【総火造りによるこだわり】 日本古来の伝統的技術である鋼付けをした刃物を、1本1本鍛えることによって、より良い刃物を造ることにこだわっている。
規格品と違い、大量生産出来ないところに価値があり、小ロット・多品種にこだわり、型がなくても造れるところ。
人の手によって仕上げられると、内容の良し悪しがわからない為、常に自分で納得の行く商品を手がけている。
【メッセージ】 使う方の立場に立ったもの造りから、鋼付けからの一貫とした手作りにこだわっています。
だから納得した商品ではないと気がすまないので、商品ができるまで時間が掛かります。
ぜひ、火造りによる刃物の素晴らしさを味わい、使ってみて下さい。
※非常に手をかけて造っておりますので、在庫のない品は1年掛かる場合がございます。
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